近藤富枝さんは、作家・エッセイストとして有名です(*^^*)
作品一覧や、おすすめ作品集・本などが知りたい人は多いでしょう。
源氏物語や着物に関するエッセイを始め、女性をテーマにした小説、文士村の研究など幅広い作品を執筆されている女性です。
NHKのアナウンサーをしていた経歴もあり、朝ドラのモデルになっていたりと有名な方ですね^^
40年以上の執筆活動のなかで、数多くの作品を生み出しました。
ミステリー作品やエッセイなど読みやすい作品も多いので、これを機にお手に取っていただけると嬉しいです。
今回は、近藤富枝さんの作品一覧、おすすめ作品集・本と、女子アナ時代などについて見ていきましょう。
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目次
近藤富枝の作品一覧!
邦画を観る楽しみのひとつに「きもの」をみることがある。今、作られている作品よりも随分前に公開された作品に目がいく。本書は近藤富枝氏が江戸千家の雑誌に連載されたものだという。表紙もこのように美しい。この本を読んで出てきた作品を観てみたいと思った📚🎥 pic.twitter.com/PWWGbzgdaA
— 怡庵 (@normanjii) November 21, 2019
近藤富枝さんの作品一覧を紹介します。
手広く執筆を行っている著作物のカテゴリーは、以下のようなものがあります^^
- 服飾関係
- 王朝継ぎ紙関係
- 文士村関係
- ミステリー
- その他文芸
服飾関係は主に着物に関するエッセイや小説です。
着物に関係して源氏物語についても研究されており、大学で講義も行われていたのだとか。
近藤富枝さんの作品一覧で王朝継ぎ紙については、研究会も主宰しています。
歴史や技術の継承を含め、王朝継ぎ紙の魅力を伝える作品がたくさん揃っていますので、おすすめしたいですし勉強にもなるでしょう^^
文士村研究も有名で、住んでいた近くの田端文士村に関して執筆しています。
多くの文芸作家が住んでいた文士村と言われるエリアの地図や年譜、各作家の伝記のような作品をたくさん残しました^^
近藤富枝さんの作品一覧で、ミステリーに関しては、日本文芸大賞を受賞した「本郷菊富士ホテル」を始め、ノンフィクション作品を執筆されています。
その他にも日本の暮らしや自立する女性の姿を描いたエッセイや小説が多く、92歳まで著作があるのは凄いことですよね(*^^*)
新装版や文庫版になっている作品も多く、長く読まれている作品が多いことが分かります^^
近藤富枝のおすすめ作品集を紹介!
近藤富枝さんのおすすめ作品集を紹介します。
新装版として出たものや文庫化されたものはあり、表紙がかわいらしいイラストが掲載されていました(*^^*)
紙の本もありますが、電子書籍化もされており手軽に読めるbookが多くあります。
近藤富枝さんの作品集の一覧の中で評価の高いものは、文芸大賞を受賞した「本郷菊富士ホテル」や「田端文士村」です。
「本郷菊富士ホテル」・「田端文士村」のどちらとも詳細な調査をもとに描かれた作品で、人間模様を細かく知ることができ時代背景を知るのにも役に立ったという意見が多かったです。
実際に存在する有名ホテルや集落で、当時だったら実際に行きたかったと思わせる内容で面白く読める作品ですよ^^
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近藤富枝のおすすめ本を紹介!
近藤富枝さんのおすすめ本を紹介します。
河出文庫から出ている「文豪のきもの」という作品です(*^^*)
本を手に取る基準には、好きな作家の新作はもちろんですが知らない作家の本もありますよね。
私が知らない作品を手に取るときは、主に表紙を見て選ぶことが多いのですが、この「文豪のきもの」は表紙のイラストがきれいで目を惹きます。
やはり、綺麗なイラストの女性が描かれていると気になって、手に取りパラっとあらすじを読ことがあります。
そういった点でも、近藤富枝さんのおすすめ本は読み始めやすいです^^
内容は文豪たちがどのように着物を描き、着こなしていたかというものです。
着物が普段着だった時代、着こなしにも個性があったことや着物好きな文豪の生い立ちや人生も分かり、とても面白いですね
着物で人となりを描くことができる文豪の表現力も、読んでいて面白いポイントです。
近藤富枝の作品は芥川賞・直木賞を受賞経歴がある?
近藤富枝さんの作品は、芥川賞・直木賞の受賞経歴があるのか紹介します。
作家としてデビューしたきっかけは、主婦の合間に投稿した「週刊朝日」のルポが特選に選ばれたことだと言われています。
女性アナウンサーの経歴がありながら、色々な本やエッセイをコツコツと執筆してきたので、作品一覧としてまとめるのが必要な位、量がたくさんあるので努力家ですよね^^
その他にも複数の雑誌で入選するなど、その文章力が評価されルポライターを経て作家としてデビューしているのです。
特選に選ばれたのは「私の八月十五日」という作品で、NHKアナウンサーとして務めていた時代の様子を綴ったものなのだとか^^
近藤富枝さんに、芥川賞や直木賞の受賞はありません。
「本郷菊富士ホテル」というミステリー作品で、第三回日本文芸大賞の女流文学賞を受賞しています。
日本文芸大賞は受賞すると記念品も贈呈される素晴らしい賞で、1969年から現在まで続いている賞です。
芥川賞や直木賞と文芸大賞は選考対象が異なるので、作品によって候補に入るかどうかが変わりますよね。
近藤富枝さんの作品は短編で軽いものが多いので、どっしりしたものが多い芥川賞や直木賞の対象にならないかもしれません。
ですが、一つでも受賞作品があるということは、作家としては十分箔がつくことだと思います(*^^*)
近藤富枝の作品集・本の評判について
近藤富枝さんの作品集・本の評判を紹介します。
特に評価が高いものが多いのは、源氏物語や着物に関する書籍です^^
若い頃から、研究が苦にならないタイプのようで、どの本もとても詳細な調査に基づいており、ち密な内容に驚く声も多いです。
ノンフィクション作品は、本当に登場人物の背景が見えてくるようで、痴情に嫌な感情を抱く方もいるようですが、それだけリアルに描かれているんだということが分かります。
どの作品集・本も、おおむね評判が良いのが近藤富枝さんの凄さです(*^^*)
92歳になって執筆したエッセイ「92歳・まだまだやりたいことばかり」では、持病がありながらも明るく前向きに生きるご自身の経験が語られており、元気になれるのでおすすめです。
楽しく最後まで読み切れる作品だそうで、読んでみたい作品の一つですね^^
近藤富枝の女子アナ時代について
近藤富枝さんの女子アナ時代のエピソードを紹介します。
外見重視であまり教養は関係なかったのでしょうか。
今も昔も女子アナは花形職業で、近藤富枝さんの時代も新人アナウンサーは新聞に載るような人気者だったのでしょう。
美人の方が多いのも今と同じだと思いますが、彼女の採用の時は事情が異なります。
アナウンサー募集があった時に、近藤富枝さんは思い切ってチャレンジしました。
募集理由は、出兵によって男性アナウンサーがいなくなったことでの欠員補充だったのだとか><
学歴や教養、外見よりもすぐに働ける人材募集だったのですね。
募集結果も集合写真を1枚撮っただけで、お知らせもちょっとしかなかったそうで普段との差が激しいですね。
近藤富枝さんが、女性アナウンサーとして働いた時代は、第二次世界大戦真っ只中でした。
空襲の合間を縫って出社し、泊まり込みの時もあったそうですからかなり過酷な仕事だったと思います。
女子アナとして、働き始めてわずか1年で終戦を迎え、復員して帰ってくる男性アナウンサーのために退職している経歴があります><
終戦の玉音放送にもNHKで立ち会ったそうで、その貴重な経験がルポとして特選に選ばれているんですね。
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近藤富枝の作品一覧のまとめ
近藤富枝さんの作品一覧は、「王朝継ぎ紙関係・ミステリー系・服飾関係・文士村関係・その他文芸」など色々なカテゴリーに分かれています。
執筆ジャンルが幅広いので、どの本を最初に手に取るのかが読む人によって様々でしょう。
着物や源氏物語が好きで手に取る人、明治時代も文豪が好きで読む人などきっかけが多くあるのが近藤富枝さんの作品の良いところですね。
軽く読めるものから、腰を据えてお茶とお菓子を片手にがっちり読み込みたいものまであります^^
気分によって、読んでみたい本が変わるのも面白いと思います。
今も紙の本や電子書籍など様々な手段で読むことができるので、ぜひ手に取ってみてください。
近藤富枝の作品一覧!おすすめ作品集・本を紹介!女子アナ時代について
についてまとめてみました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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